東京の英日対応サイト改善
英語ページを用意しても、日本語版の単なる写しになっていると成果は伸びません。日本語側では「丁寧さ」と「安心」が効き、英語側では「何を頼めて、どのくらいで、どう進むか」がより直線的に必要になる場面があります。英日対応サイト改善では、このズレを埋めながら、同じ会社としての信頼を崩さずに導線を整えます。
- 翻訳の問題と、設計の問題を分けて整理する
- JP/ENでばらつくメッセージ、価格感、CTAを揃える
- 日本市場の商談導線に沿って英語ページも設計する
よくある失敗
一つ目は、英語ページでだけ情報が薄いことです。対応範囲、事例、料金の考え方、納期感が薄いと、英語ユーザーは「翻訳だけ用意して本気ではないのでは」と感じやすい。二つ目は、CTAが日本語側と英語側で別物になっていること。三つ目は、問い合わせ後の返信や予約案内まで英日で整っていないことです。ここが噛み合わないと、せっかくの流入が最後で落ちます。
改善で重視する視点
- 誰に向けたページか:国内向け英語ページなのか、海外居住者向けなのかを分ける
- 安心の設計:返信目安、対応言語、支払い、予約変更、担当体制を明示する
- 導線の一貫性:どの言語から入っても、同じゴールに向かえるようにする
- 営業接続:英語問い合わせに社内で対応できる範囲を整理しておく
東京の専門サービスで起きやすいこと
BtoBの専門サービスや高単価商材では、日本語版にだけ「選ばれる理由」が詳しく、英語版は概要だけ、というケースがよくあります。これでは比較検討に残りません。ある専門家サービス系サイトでは、日本語版にしかなかった実績の見せ方と進行フローを英語側にも再構成し、問い合わせ前の不安を下げたことで、英語経由の有効相談件数が3か月で約1.8倍になりました。
進め方
まず既存のJP/ENページを並べ、見出し構成、情報量、CTA、フォーム前の安心材料を比較します。そのうえで、翻訳修正だけで済む箇所、情報設計から見直す箇所、英語導線専用の補足が必要な箇所を切り分けます。制作・翻訳・SEOを別々に発注している会社でも、全体の優先順位だけ先に整えることで動きやすくなります。
費用とスコープの目安
- 既存ページの構成・CTA調整:20万〜40万円
- 主要導線の再設計 + 英語補足追加:40万〜80万円
- 継続伴走:月額10万円〜
小さく始めるなら、まず問い合わせ・予約に直結する2〜3ページから始めるのが現実的です。
よくある質問
- ネイティブ翻訳がなくても改善できますか?
- はい。まずは何を伝えるべきかを整理するほうが先です。そのうえで必要な箇所のみ翻訳品質を上げるほうが効率的です。
- 英語問い合わせが少なくても意味はありますか?
- 少ないからこそ、少数の機会損失が大きいことがあります。高単価商材や予約型サービスでは特にそうです。
- 日本語ページも一緒に見直すべきですか?
- 多くの場合はセットで見たほうが良いです。日本語側の強みや安心材料を、そのまま英語側に移せるとは限らないからです。